校庭の桜のつぼみがふくらみ、春の訪れを感じ始めたころ、令和5年度 第7回卒業証書授与式が挙行されました。そして3月19日、20名の児童が卒業の日を迎えました。
卒業生はこの六年間で心も体も大きく成長しました。特に最上級生となった今年度は、様々な行事や学校生活で、堂々と学校を引っ張ってくれました。運動会、マラソン大会などでは、お互いに高め合いながら取り組む姿や最後まであきらめない姿勢を見せてくれました。学習発表会や学校生活の中では、楽しみながら、一丸となって、より良い方向に向かっていく姿を見せてくれました。これらの背中は、在校生にとって、良い模範となり、超えてほしい大きな壁となってくれました。
卒業生は、小学校教育の全過程を全力で全うした自分に自信と誇りをもって、中学校へ巣立ってほしいと思います。卒業式で宣誓した、将来の夢や今後の目標を、一人でも多くの子が叶えてくれることを信じています。
船岡小学校は、卒業生20名のこれからのさらなる活躍と成長を心から祈っています。(学校長式辞一部抜粋)
5年生が令和6年度のクラブ活動に向けて、3,4年生にクラブ活動の説明をしました。活動内容や各クラブの特徴などを伝えるプレゼンテーションや、5年生が来年度提案するクラブ活動について紹介がありました。ニュースクラブ、野生人クラブ、チャレンジクラブなどの新設クラブの説明をしました。3年生は来年度からクラブ活動が始まります。今から楽しみにしている様子が伝わってきました。
1~5年生がこれまでの6年生への感謝の気持ちを込めて、6年生を送る会を開催しました。各学年がそれぞれ考えた出し物を通して、6年生への感謝の気持ちを伝えたり、中学校に向けてのエールを贈りました。6年生にとって、残り少ない小学校生活の中で、有意義な楽しい思い出ができました。企画・運営の中心となって力を尽くした5年生のがんばりは、来年度のリーダーとしてふさわしいものでした。
6年生から校旗の引き継ぎです
最後は、くす玉で6年生にエールを贈りました
6年生の皆さん、6年間よくがんばりましたね
この6年生を送る会は、5年生が中心となって行いました。会をうまく運営できるように、準備から片付けまで、自ら率先して動いてくれました。6年生の思いを引き継ぎ、最高学年になる自覚が芽生えてきたなと頼もしく思えました。
5,6年生が雅楽を聴く学習をしました。笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)、琵琶(びわ)、筝(そう)、鞨鼓(かっこ)、太鼓、鉦鼓(しょうこ)の8種類の楽器を用いて、雅楽の代表曲である越天楽(えてんらく)などを演奏していただきました。4拍子の独特なリズム感で構成される雅楽にだんだんと引き込まれていく子供たちの様子が伺えました。その後、実際に楽器を使わせていただきました。子供たちからは、力加減やタイミングなど、手元の繊細な動きが必要とされる雅楽の演奏をしていく中で、実際に楽器を扱うのは難しかったという感想がありました。子供たちにとって、貴重な経験をさせていただきました。
鳥取県立博物館の福代宏さんをお招きし、3年生が鳥取の祭りについてを学ぶ学習をしました。鳥取県のあらゆる祭りの由来や内容を詳しく教えていただきました。子供たちは、見たことのない祭りに興味を持ち、疑問に思ったことを質問したり、知っている祭りについて思い思いにつぶやいたりしていました。鳥取県の伝統的な行事を知り、興味を持つ良い機会となりました。福代さんありがとうございました。
1年生が生活科の学習で昔遊びをしました。竹とんぼ、めんこ、けん玉、こま、お手玉、あやとり、おはじきの7種類の昔遊びで楽しみました。地域の方の見本やアドバイスでコツを掴み、楽しむ子供たちの姿が多く見られました。地域の方々に昔から伝わる遊びを教わったり、一緒に楽しんだりすることを通して、昔遊びの楽しさや、地域の方とふれ合う楽しさを感じ、進んで交流をすることができました。今回の昔遊びは、老人会等のボランティアの皆さんや児童の祖父母の皆さんに協力していただきました。ありがとうございました。
スキー教室2日目は、天候に恵まれ、安全に快適にスキーを楽しみました。2日目になると、スキー技術が上達し、多くの人がリフトに乗ることができました。上手に滑れるようになってくると、子供たちは楽しそうな表情で意気揚々とスキーを楽しんでいました。このスキー教室を通して、スキー技術の向上、冬山の自然に親むこと、そして宿泊を通した集団生活で、規律・礼儀を大切にすることを学びました。ご多忙の中、今回のスキー教室に携わっていただいた、わかさ氷ノ山スキー場関係者の皆さん、スキーボランティア、コーディネーターの皆さん船岡小学校の子供たちのために快く協力していただきありがとうございました。また、八頭町、船岡小学校PTAから、たくさんの支援をしていただきました。ありがとうございました。
入念な準備体操から行いました
たくさんリフトに乗ることができました
上手に滑れるようになりました
2日は親子丼をおいしくいただきました
2日間たくさんのボランティアさん、コーディネーターさんにお世話になりました。ありがとうございました。
5,6年生がわかさ氷ノ山スキー場でスキー教室を行いました。近年稀に見る雪不足の中、実施の有無が心配されましたが、良いタイミングで雪に恵まれ、無事に実施することができました。これまでコロナ禍もあり、数々の学校行事の自粛や縮小を余儀なくされてきましたが、今回予定通り実施できたことを嬉しく思います。5年生に関しては、初めての宿泊学習となりました。このスキー教室の集団生活を通して、また一段と成長しました。
下学年の子供たちが見送ってくれました
バスに乗って、元気に出発しました
怪我防止のために、まずは転び方の練習からです
1日目の午前中は緩やかな斜面で、スキーの基礎を学びました
昼食はおいしいカレーをいただきました
メジャーリーガー現ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手からグローブをいただきました。大谷選手のメッセージを全校集会で紹介して、キャッチボールをしました。なかなかうまく投げれなかったり、捕れなかったりしましたが、子供たちは目を輝かせて、楽しそうにキャッチボールをしていました。今後も学校のいろいろな場面で使用させていただきたいと思います。子供たちに夢や、野球に興味をもつきっかけをくださった大谷選手に感謝したいと思います。このグローブを使った子供たちの中から、将来大谷選手と一緒に野球ができる子が出てきたら嬉しく思います。