読書・小論文活動概要

 本校では、平成8年度から平成30年度まで読書小論文活動を実施していました。1・2年生は、夏休みと冬休みに課題図書の読書と小論文の作成を行い、優秀作品は「志在千里」に掲載し、また課題図書の著者を招いての講演会等も行い、読解力や表現力の向上に一定の成果を収めてきました。現在は図書館での図書館ゼミや読書会など、本に親しむための活動を積極的に行っています。 
 平成19年度からは、進んで読書を行い、主体的に学びながら向上しようとする人間の育成を目指して、朝読書の取組みを開始しました。 

人間国宝・大坂弘道さんがお亡くなりになりました

2020年9月28日 09時52分

 本校を昭和30年に卒業された木工芸家で、本県初の人間国宝(重要無形文化財「木工芸」保持者)に認定されていた大坂弘道さんが、今月25日に亡くなられました。大坂さんは東京学芸大を卒業後美術教師をしながら独学で木工芸を学ばれ、その作品は文部大臣賞、日本工芸会総裁賞など、数々の賞を受賞されました。また、昭和61年からは宮内庁から委嘱を受けて正倉院宝物の復元にもあたられてきました。作品の多くは倉吉博物館に寄贈されていますが、本校図書館にも平成26年に同博物館で開催された特別展の図録があります。ぜひ、図書館に足を運んで大坂さんの作品を鑑賞してください。謹んで大坂さんのご冥福をお祈りいたします。
 


「人間国宝・大坂弘道展」の図録


本校の『創立百十周年記念誌』(平成31年2月発行)にも寄稿していただきまし