人間国宝・大坂弘道さんがお亡くなりになりました
2020年9月28日 09時52分 本校を昭和30年に卒業された木工芸家で、本県初の人間国宝(重要無形文化財「木工芸」保持者)に認定されていた大坂弘道さんが、今月25日に亡くなられました。大坂さんは東京学芸大を卒業後美術教師をしながら独学で木工芸を学ばれ、その作品は文部大臣賞、日本工芸会総裁賞など、数々の賞を受賞されました。また、昭和61年からは宮内庁から委嘱を受けて正倉院宝物の復元にもあたられてきました。作品の多くは倉吉博物館に寄贈されていますが、本校図書館にも平成26年に同博物館で開催された特別展の図録があります。ぜひ、図書館に足を運んで大坂さんの作品を鑑賞してください。謹んで大坂さんのご冥福をお祈りいたします。
「人間国宝・大坂弘道展」の図録
本校の『創立百十周年記念誌』(平成31年2月発行)にも寄稿していただきました